鳥居をくぐり石段を上っていただくと、正面に御社殿がございます。昭和32年に神明造で造営されました。
お供え物は参拝後お持ち帰りください。御神酒は御神酒料として授与所にお納めください。 |
境内入り口には、「龍土神明宮 天祖神社」の大きな社号碑がございます。
純真無垢な思いで灯籠内の宝珠に触れながら願いを唱えると必ず叶うという、心願成就の龍灯籠です。
手を洗い清めると人生のお導きを得られ、足を洗い清めると良くない縁や習慣を絶つことができると言われています。
御社殿の右手前には、参拝をする前に心身の清めをする手水舍がございます。
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御社殿への石段を上った右側に、境内社である「満福稲荷神社」がございます。以前は、「孫太郎稲荷」と称しておりましたが、近隣の稲荷社を合祀して「満福稲荷神社」となりました。
商売繁盛・事業繁栄の神様として古来より信仰篤く、霊験効(あらた)かな「お稲荷さま」として多くの方の御参詣をいただいています。この満福稲荷神社には、七福神の「福禄寿」をお祀りしております。 元日から成人の日までの港七福神めぐり期間中、毎日午前9時から午後5時まで、正面御扉が開き福禄寿さまの御神像を拝観することができます。 お供え物は参拝後お持ち帰りください。御神酒は御神酒料として授与所にお納めください。 |
天祖神社の文化財
天祖神社はこれまで度重なる火災や戦災に見舞われましが、石製や鉄製の文化財が多く残り、遥か昔から人々の篤い崇敬を受けていたことを物語っています。
狛犬
参道の両脇には、向かって右側の阿形に子取り、向かって左側の吽形に玉取りの狛犬が鎮座しています。
側面の彫刻から嘉永四年(1851)奉納とわかります。
手水舎の水盤
御社殿の右手前には、参拝をする前に心身の清めをする手水舍がございます。水盤は弘化三年(1846)に奉納されました。
瑞垣・石垣
天祖神社の境内を囲む瑞垣・石垣は天保十年(1839)に奉納されました。参道の階段の両脇には、狛犬が彫られています。
天水桶
本殿の両脇には、防火用水として用いられた天水桶がございます。天保十年(1839)に奉納されました。
満福稲荷神社の狛狐
稲荷神社の神使である狐は昭和八年(1933)に奉納されました。現在でも、崇敬者の方によって前掛けが奉納されています。